「百人一首かるた」の遊び方：
出題方法を[Course １]〜[Course ９]の中から選択して下さい。
Courseの変更は、画像を読み込んだあとはインターネットの接続を切っても出来ます。
Course１と２は、普通のかるた遊び（ちらし取り）です。
お手つきをしても、正しい札を取るまでは次の読み札に進みません。
取り札がわからないときは、どの札でもいいからクリックして下さい。
Course３と４は、競技かるたと同じルールです。
最初に取り札の配列を、自分の取りやすいように並べ直して下さい。
かるたを移動先までクリック＆ドラッグすると、動かせます。
[START]ボタンが表示されているときは、いつでも配列を変えることが出来ます。
準備ができたら、[START]ボタンをクリックして下さい。
読み札には、取り札にない歌（空札）もありますので注意して下さい。
お手つきをすると、空いているところがあると、持ち札が一枚増えます。
右下に表示されるTIMEは、[START]を押してから取り札をクリックするまでの時間です。
上段がかるた１枚ごとの、下段が合計の時間を、１０分の１秒単位で表示します。
Course５〜８は、百人一首のクイズです。
上の句→下の句、下の句→上の句、和歌→作者、作者→和歌の４種類があります。
右上の[Slow][Quick]ボタンにより、正解の表示時間を調節できます。
Course９は、百人一首の原歌と解説を表示します。
[AUTO]を選択すると、１８秒間隔で自動的に次の歌が表示されます。
[MANUAL]を選択すると、自分の見たい歌を表示させることが出来ます。
各レベルごとに最後まで遊ぶと、正解数などにより奨学金が支給されます。
奨学金の最高額は１００万円！ただし、換金することはできません。悪しからず。
ちょっと一言：
２１世紀最初のゲームは、百人一首を題材に取り上げてみました。
百人一首とは、百人の歌人についてそれぞれ一首ずつを選んで合計百首で構成する秀歌集のことで、
いわゆる「小倉百人一首」は藤原定家(1162〜1241)が古来の秀歌を選び集めたものです。
この小倉とは京都の西、嵯峨の地にある小倉山のことで、
ここにあった定家の山荘の障子に古今の歌仙百人の肖像とその詠歌一首ずつを描かせたことから
小倉百人一首と名付けられたものです。
ただし、定家が選んだ百首と現在伝えられている「小倉百人一首」とでは、
多少撰歌の相違（第99首と第100首の２首が異なる）があります。
ところで、この百人一首が詠まれた時代はおおむね十世紀から十三世紀初頭で、
四季折々の移りゆく自然の景色を詠んだ歌と、男と女の恋を詠んだ歌が中心となっています。
一千年を経た今でも当時の四季折々の自然の美しさを感じとることができますが、
果たして現代の人類は、今から一千年後の西暦三千年まで、
これらの自然の情景を残すことができるでしょうか。
地球温暖化など自然環境が急激に変化・破壊されている今日、
百人一首で詠まれている四季折々の自然の美しさは二十一世紀に破壊された、
といわれなければいいんですが・・・。(2001/01/01)
なお、この「百人一首かるた」を制作するにあたり、次の書籍及びかるたを参考にしました。
「小倉百人一首」著者＝鈴木日出男・山口慎一・依田泰：発行＝文英堂：定価＝560円＋税
「百人一首」企画編集＝野ばら社編集部：発行＝野ばら社：定価＝550円＋税
「百人一首」著者＝田中直日：発行＝保育社：定価＝700円＋税
「百人一首」（かるた）発行：京都大石天狗堂：定価＝1500円＋税